ウェリントン
南島のピクトンからフェリーに乗り、北島のウェリントンに着きました。
ウェリントンはニュージーランドの首都で、街の規模はオークランドに次いで2番目です。
ニュージーランドの金融と政治の中心地ということもあり、
カジュアルな装いが多かった他の街と比べ、スーツ姿の人々が目立ちます。
では早速、国会議事堂へ行ってみます。
奥にある丸い建物が、閣僚の執務室やバンケット・ホールのある棟、手前の建物が議場棟です。
丸い建物の形が蜂の巣に似ていることから、 ビーハイブ(The Beehive)と呼ばれています。
日本で言うところの「永田町」のようなものです。
こちらが議場棟のとなりに建つ国会図書館。
こんな風に並んでいます。
議事堂は無料のガイドツアー(英語)で見学もできます。
当日議事堂のレセプションで見学希望と申し出ると、集合場所と時間を教えてくれます。
写真撮影は禁止ですが、地下の地震対策装置から広い議場、肖像が並ぶ廊下やマオリの部屋など見応えがあります。
絶対オススメです!
ここではバーチャルツアーを見ることができます。
http://www.parliament.nz/VirtualTour/Defaultb.aspx
こちらは図書館や美術館が集まっているエリア。
真ん中に浮かんでいるような球状のオブジェは、細いワイヤーで吊ってあります。
回れ右をすると、こんな感じです。
そこからもうちょっと先へ進むと、海が見えてきます。とても気持ちの良い場所ですよ。
ウェリントンはニュージーランドの牧歌的なイメージとは違い、洗練された都市という印象です。
ウェリントンのメインストリート、ラムトンキーには、ビルの間にケーブルカー乗り場があります。
終点まで乗って駅を降りると、遊歩道の整備された植物園があります。
こんな風景が広がっています。いい眺めでしょう?^^
ウェリントンでもYHAに泊まっていたのですが、スーパーマーケットは目の前にあるし、
趣向を凝らした博物館「テ・パパ」は徒歩圏内だし、立地は最高でした。
そのYHAまでの帰り道、アイリッシュパブがものすごい人の数で、まぁ、すごいことになっていました。でも、とっても楽しそうでした。
YHAに帰ってその事を話すと、この日は3月17日、セント・パトリック・デーというアイルランドの祝日で、
緑色のものを身に付ければ誰でもパーティーに参加できると聞きました。
私は一人旅中は夜出掛けないと決めていたのですが、YHAで行こう!と盛り上がり、大人数だからいっか?!と行ってみました。
お店の外まで人がはみ出していますwここで辛口の白ワインを2杯。
もう1軒ハシゴし、そこでは生演奏にあわせてみんな踊っています。
といってもクラブのような感じではなく、真ん中に荷物を集め、その周りを輪になって踊るのです。
酔いも手伝ってか、気が付いたら私も見よう見まねで踊っていましたw
ニュージーランドで最初で最後の夜遊び、楽しかったっす!
天気の良い日、マウントビクトリアへバスで向かいます。
YHAからは歩いて行けない距離ではないので迷いましたが、バスは急勾配をぐんぐん進み、バスに乗って良かったとホッとするw
マウントビクトリアからは、ウェリントンの街を一望できます。
ほらっ!
ちょっと拡大。手前にはテ・パパがハッキリと判ります。
反対側はこんな感じ。
しかしこの場所、ウィンディ・ウェリントンの中でも特に風が強い。ウィンドブレーカー必須です。
マウントビクトリアから海沿いの通り、オリエンタルパレードまで歩きます。下り坂です。
海を眺められるよう、ベンチがあります。
ここからYHAまでは、海沿いをのんびり歩きながら戻ります。ここは良いですよ〜^^
ネイピア へ続く →
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