トランツコースタル号
カイコウラからトランツコースタル号に乗り、ピクトンまで向かいます。
列車の名の通り、海岸沿いを走ります。
この列車にはバックパッカー料金があり、かなり安く乗れましたが
車両は古く、なんだか一般の客から隔離されてる感じです(笑)
ピクトンに着きました。
ピクトンから北島ウェリントンへはフェリーが接続しています。
しかし私はまだこれから南島の他の町に移動するつもりなので、この日はここで泊まります。
ピクトン マールボロサウンド
ピクトンでの宿は、駅前のピクトンロッジ。
この宿は男女相部屋ではありましたが場所も良く、なにより安かったんですが、ユニセックスのシャワールームのお湯が
シャワールームの外にあるボタンを押して5分くらいしか出ないというものでした。
なのでシャンプー中、泡まみれで目も開けらない状態で突然お湯が水になり、
目を閉じたまま手探りでシャワールームの外まで出てボタンを押すという、
なんともマヌケな作業を繰り返さなければなりませんでした。
当然、全裸のままです。シャワールームの外には普通に人もいます。ええ、大サービスです(笑)
さて、気を取り直して。
ここで同室になったイギリス人のジェイとニュージーランド人のモーガンに、
ボートに乗ってマールボロサウンドへ行かない?と誘われました。
ピクトンは複雑に入り組んだ海岸線が美しい、マールボロサウンドへの玄関口です。
カヤックやボートクルーズのツアーに参加しようと思っていた私には、まさに「渡りに船」です。
船着場を出てしばらくすると、南島のピクトンと北島のウエリントンを結ぶフェリーが見えてきました。
左がモーガン、右のボートの操縦をしているのはジェイ。
私もちょこっとだけ操縦させてもらいました^^
雰囲気の良い場所でボートを停め、景色をのんびり眺め至福の時^^
結局4時間くらいボート遊びを堪能しました。
ネルソン
ピクトンからバスでネルソンへ向かいました。
ネルソンには、ニュージーランドの中心地があります。
ニュージーランド最北端のケイプレインガ、最南端のブラフを制覇した私としては、行かない訳にはいきません。
と、言う訳で行ってみたのですが・・・なんと立ち入り禁止になっています。
仕方ないので、「ニュージーランドの真ん中はこちら」の看板を写真にとりました。
ところでここネルソンには、品揃え豊富なビーズ屋があります。
ものすごい種類のバラ売りのビーズは、色の系統で分けてあります。
店内にはテーブルとイスも用意してあるので、店内でアクセサリーを作ることもできます。
留め具の取り付けなど、難しいところはスタッフの方がやってくれますし、お値段も材料費だけで安価なので、
気軽にアクセサリー作りを楽しむことが出来ます。
まずは遺跡から出土した風の、不揃いなガラスビーズのネックレス。
ガラスビーズの間にメタルビーズを配置してみました。
使用したビーズは1つ1〜10セントくらいだったので、とっても安かったですよ。
陶器のビーズを見つけたので、チョーカーとブレスレットをアジアンチックにまとめてみました。
陶器のビーズはちょっとお値段が高めですが、使用しているビーズの数が少ないのでこちらもお安い。
この陶器のビーズアクセサリーを作っていた時、
ドイツ人女性2人組が「これ超カッコイイ!これと同じのを作ってもいい?」と聞いてきました。
もちろん断る訳がありません。しかもほめられて嬉しくなり、超ゴキゲンですw
そしてその様子を見ていた日本人女性3人組も、「私達もいいですか?」と聞いてきたので、
6人が一つのテーブルを囲んでおしゃべりしながら作りました。
なんか、楽しかった^^
インターアイランダー
南島のピクトンから北島の首都ウエリントンまでフェリー(インターアイランダー)で移動します。いよいよ南島ともお別れです。
フェリーに乗り込み、一番上のデッキへ出てみます。イスに腰掛けると、お隣に座った年配の女性に話しかけられました。
ニュージーランドの人は本当に人懐っこくて、バスでも列車でも船でも、とにかく隣り合わせると必ず話かけられます。
出身地のこと、家族のこと、仕事のこと、趣味のことなど、いろいろ話してるうちに必ず共通点が見つかって、
話が止まらなくなります。不思議ですね〜^^
フェリーはピクトンを出港しました。
しばらくは入り組んだ海岸線の間を進みます。
カモメがフェリーに乗っています。飛んで移動するより楽ですもんね。なかなか賢い。
船を探検してみます。こちらは一階下のデッキ。
こちらは船内。船内には他にも、カフェやレストラン、映画館もあります。
ウェリントンまで約3時間。デッキでコーヒーでも飲みながらのんびりと景色を楽しむ。
私、やっぱりフェリー好きだわ〜^^
ウェリントン へ続く →
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トランツコースタル号 〜 フェリーで北島へ