テカポ　　


マウントクックを後にして、バスでテカポへ向かいます。

現実とは思えない色彩のこの景色！ちなみに写真は一切加工していません。





先ほどの写真の真ん中に写っていた「善き羊飼いの教会」





教会の内部です。





教会の外にはルピナスが咲いていました。





テカポ湖の周りを歩きます。リリーバンクロードを北東に向かって進みます。

木の隙間からミルキーブルーの湖が見えます。

入浴剤か水色の絵の具を溶かしたようなこの色は、氷河が岩石を砕き、その成分が水と混ざることによって生まれます。

マウントクックのフッカー氷河湖やタスマン氷河湖は乳白色でした。

色の違いは、溶け込んだ岩石の成分の違いだそうですよ。





テカポ湖の東からの景色です。日光の反射の加減か、湖の色が違って見えます。

ここまで来ると他には誰もいません。この景色独り占めです＾＾





テカポは当時人口が２００人という、大変小さな町。私はここテカポの町が持つ”色彩”に思いっきり魅せられました。

ある日、テカポで一番大きなホテルの人に、ここで働かないかと誘われました。

ワーホリビザを持っていたので、ここで暮らしても良かったのですが、来週からクライストチャーチでフラワーフェスティバルがあり

それだけは逃したくなかったので、せっかくですがお断りしてYHA　Lake　Tekapoにて１週間の滞在となりました。

湖畔に建つYHA Lake Tekapo　





ここテカポYHAのキッチンで、スーパーで買った２リットルサイズのアイスクイリームをスプーンでお皿に盛り、

我慢できずに最後のひとすくいをそのまま食べた。そのとき、「oh！　ぶぁっはっはっ！」と凄まじい笑い声。

見られてた・・とハッ！として笑い声の方向を見ると、彼は　な顔で笑いながら

「you　like　icecream」と言うので、「I　LOVE　icecream！」と答えておきました。



リビングルームからの眺め。





こんな感じでくつろげます。





その日の夜、再びアイスクリームが食べたくなった私は、またまたアイスクイリームをお皿に盛り、

外で星を見ながら食べようとキッチンからデッキに向かう途中、昼間会った彼にまた会いました。

「more　icecream？」と聞かれ、彼と一緒に居た人に「彼女はアイスクリームが好きでどうのこうの・・・」と説明をしていました。

簡単にヤ！とだけ返事をし逃げるようにその場を後にしましたが、

あの態度と笑顔を見ると、私のこと子供だと思ってたんだろうなぁ・・

これが愛してやまなかった２リットルのアイスクリーム。

この写真を撮ったころには、お皿に取って食べるようなことはせず、そのままスプーンで直接食べてましたｗ





TIPTOPのアイスクリームは時々日本のスーパーでも見かけますが、バニラやホーキーポーキーばかりで

一番食べたいボイズンベリーは見たことがありません。どなたか日本で買えるところ知りませんか？



ここテカポユースホステルからは各種現地ツアーが出ています。

日本人による日本人の為の星空ツアーはオススメです。

肉眼で人工衛星を見たのは、ここTEKAPOが最初で最後。送迎もしてくれますし、YH割引もありますよ＾＾



またテカポからエアサファリの遊覧飛行に参加しました。

ユースホステルで申し込むと、割引と飛行場までの送迎がありました。

小型飛行機に乗って、フランツジョセフ氷河やマウントクックを上空から見ることができます。

これが今回乗った小型飛行機。テカポ湖を中心に反時計回りに回りますので、席は左側が良いでしょう。





ミルキーブルーのテカポ湖が真下に！





テカポ湖に島が浮いています。





しばらくすると、ニュージーランド南島の西海岸が見えてきます。

そして氷河を抱えた山脈が目前に。





氷河が見えてきました。

こうしてみると氷河は読んで字の如く、「氷の河」だというのが良く分かります。





上から空、山、雲、氷河。





手が届きそうなほど目前に迫る氷河。大迫力です。





上空から見るマウントクック。





小型飛行機の内部。





こちらも読んで字の如く「雲海」。





飛行機が高度を下げてきました。もうそろそろ遊覧飛行もお仕舞いです。

奥に見えるのがテカポ湖です。手前の普通の色の湖と、全然色が違います。





この遊覧飛行はホントにオススメです。

よっぽどの冒険家しか見ることができない風景を座席に座ってラクラク見ることが出来ます。

それに空から見るテカポ湖の美しさもまた格別です。







クライストチャーチ　フラワーフェスティバル　へ続く　　→


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