プラハへ行こう。
バックパッカー時代、訪問ヶ国は50を越えるという旅の達人と宿で知り合い、
彼に「一番良かったのはどこ?」と聞くと「プラハ」という答えが返ってきた。
その時から、プラハはいつか必ず行ってみたい場所になった。
ヨーロッパへの安いチケットを見つけ、3年ぶりの海外旅行を思い立ったとき、
行き先は迷わずプラハに決めた。
プラハへは日本から直行便が無く、また私が鉄道の旅好きということもあり
成田からフランクフルトまでは飛行機で、フランクフルトからプラハまでは鉄道で移動することにした。
ネット(
DB-ドイツ鉄道英語ホーム)で予め時間や乗換などをチェック、準備万端です!
さていよいよ日本を出発、寝てる間に飛行機は定刻より少し早めにフランクフルト空港に到着。
イミグレもほとんど並ぶこと無く、フランクフルト中央駅まで移動するため
空港内にある地下鉄駅も直ぐに見つかった。
地下鉄の切符は自動販売機で買うのですが、ここで問題発生。
この自動販売機が非常に難解で買い方が解らない・・
それでも買わなきゃ移動できないので四苦八苦しながら自動販売機と格闘していると
「あのー、日本の方ですか?」と声を掛けてくる人が。
彼はまだ学生風の若い日本人男性で、私と同じく切符の買い方が解らず苦労していたらしい。
それから、それぞれが持っていたガイドブックを参考に、なんとか中央駅までの切符を買うことが出来た。
彼とはその切符売り場で別れ、早速列車に乗り込んだ。
飛行機の到着が遅れた時の事を考え、その日のうちに乗る予定の、
プラハへの夜行列車の切符はまだ買っていなかった。
長時間のフライトと切符を買うのに疲れてしまった私は、中央駅の観光案内所でホテルを紹介してもらい、
その日はフランクフルトに泊まろうかな?と地下鉄の列車の中で考えた。
フランクフルト中央駅に着いたのは午後7時過ぎ。
構内を歩いていると、ドイツ鉄道版”みどりの窓口”を発見。
その時に気が変わった。
フランクフルトで1泊するのはやめ、今夜発の夜行列車でプラハまで行ってしまおうと。
窓口へ行き、フランクフルト−プラハの往復乗車切符と今夜発のプラハ行き夜行列車のクシェットをお願いした。
窓口の、デカくて仏頂面のおじさんが操作してる画面はドイツ語のウィンドウズだ。
しかしさっきから、赤い丸にバッテンのエラーメッセージが出てる。何回も出てる。
おじさん、首を傾げながら何回トライするも結果は同じ。
結局クシェットの指定だけが何故か取れず、「とりあえず列車に乗って、乗ってから車掌と交渉してね」と言われ
そんなのありー?!と思いながらも一生懸命安くなる方法を探してくれたおじさんに免じて窓口を出る。
ちなみに私はおじさんの薦めで、バーンカード25(25ユーロ)を購入した。
特典は購入日より3ヶ月間25%割引。なので、そのカード代を払ったとしても正規価格で買うより安くなった。
【動画】フランクフルト中央駅の様子。構内アナウンスも入ってます。
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