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8. 桂離宮(その一)


桂駅の東口に出た。まだ時間は充分にあるので桂離宮まで歩いて行こうか迷ったが、

ちょうどバスがあったのでバスに乗り、桂離宮前で降りる。

そこにはこんな解りやすい地図があるので迷わずに行けそうです。





まだ時間に余裕があるので、桂大橋を少しだけ渡ってみます。





桂離宮に向かいます。桂離宮の外周に巡らされている笹垣づたいに歩きます。

歩道が無いので少し怖いです。





桂離宮入り口に近づいてきました。笹垣から穂垣になっています。

ここにもたくさんのもみじ。





穂垣伝いに歩いていくと、参観者入り口に着きます。

仙洞御所、修学院離宮同様、参観許可書と身分証明書を提示して待合室で待ちます。

時間になるとここでも宮内庁の案内の方が来られるのですが、

今回の方は大変個性的で楽しい方で、終始和やかに、というよりは爆笑のうちに進んでいきます。



後水尾上皇をお迎えするため設けられた御幸門。奥には表門が見えます。





御幸道。御幸門から古書院にいたる石畳。





傾斜をつけ水はけをよくしてある御幸道の石畳。





案内の方は、この日はミヤマキリシマが満開で最高!良い日に来られましたね〜とおっしゃっていました。

確かに色鮮やかな赤が目に付きます。期待が次第に高まります。





外腰掛。目の前にある蘇鉄を眺めながら、この先にある松琴亭の用意が整うまでの待合い腰掛。トイレ付きです。





自然石とカットされた石を組み合わせた「行(ぎょう)」の敷石





松琴亭までの道のり。





奥に見える建物が松琴亭。手前の州浜に浮かぶ灯籠は、岬の灯台に見立てて海を演出しているそう。





松琴亭。





1本の切石を渡した橋を渡り、松琴亭へ向かいます。

「過去に47人(だったかな?)の方が池に落ちました。くれぐれも48人目にならないようにお願いします」

とは案内の方のセリフ。ほんとに楽しい方です。





石橋から書院の方向を眺めます。月波楼が見えます。





橋の上からさきほど歩いた州浜方向を振り返ります。





松琴亭内部。





松琴亭から書院の方向。





松琴亭で有名なのがこの市松模様の襖。普段は開いている襖を特別に閉めてくださいました。

中央部分は色あせが少なく鮮やかな青色をしています。しかしこれでもかなり退色しているのだそうです。





欄間にはあえて違う素材を使ってあります。

意図的に違和感を持たせることで印象に残すよう計算をされているのでしょうか。





市松模様の襖のような大胆でモダンな要素と、先ほどの欄間のような侘び寂びの要素が不思議と調和しています。

桂離宮は全てにおいて、このような”おもてなし”の演出がされているそう。





賞花亭へ向かいます。





一番高い場所にある賞花亭。





賞花亭から園林堂へ向かいます。





書院へ向かう土橋。





ミヤマキリシマ、本当にきれいです。





敷石の配置もモダンです。





園林堂。









9. 桂離宮(その二) へ続く






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