あっちもこっちも ホームへ戻る
  >  週末金沢 トップページ   1.出発 〜 兼六園(その一) 

1.出発 〜 兼六園(その一)


5月下旬の週末、JR西日本の「西日本パス」を使って金沢へ行ってきました。

2名以上同一行程や7日前まで要購入など条件はいろいろありますが、

とにかくJR西日本とその他地域の一部の特急・山陽新幹線が2日間乗り放題で一人12,000円です。安すぎです。

しかも4区間までは指定も取ることができるんです。

そこで最寄り駅から新大阪までは山陽新幹線で、新大阪から金沢までは特急サンダーバードで行くことにしました。


特急サンダーバードの”顔”









京都駅を過ぎ、しばらく琵琶湖畔を進みます。





お昼ちょっと過ぎに金沢駅に到着しました。

お昼は金沢駅ビルにある加賀屋を予約していました。そう、あの加賀屋のレストランです。

お花が活けてある奥のステキな席に案内していただきました^^





加賀屋に泊まってお食事を楽しむには結構な出費を覚悟しないといけませんが、

レストランは気軽に加賀屋のお料理が楽しめます。

お造り三種盛り、天婦羅、冶部煮、小鉢、茶碗蒸し、御飯、香の物、汁物、最後にフルーツゼリーが付いて、2000円とちょっと。

しかもご飯と汁物はおかわり自由なんですが、良いタイミングでおかわりはいかがですか?と聞いてきてくれます。

また席に着いたとき、お料理が運ばれてきたとき、デザートと一緒にと、3回お茶が出てきます。

注ぎ足しではありません。湯飲みごと取り替えてくれるのでいつも熱々です。

接客もさすがの加賀屋です。もちろん、お料理も美味しかったですよ〜^^





兼六園シャトルにて兼六園へ向かいます。

9番目のバス停、兼六園下(石川門向い)で降りると、兼六園桂坂口は目の前です。





金沢城石川門も目の前です。





いい感じにお店が並んでいます。





ご存知日本三名園の一つ、兼六園。

兼六園は江戸時代の代表的な大名庭園として、加賀歴代藩主により、長い歳月をかけて形づくられてきました。



こちらは噴水。日本に現存する最も古い噴水。

ポンプなどの動力は使用せず、水位の高低差だけを利用して、水を噴き上げさせている。

これより高い位置にある園内の水源、霞ヶ池から石管で水を引いているため、

水が噴き上がる最高点は、ちょうど霞が池の水面の高さに相当するらしい。





坂をすこし登ったところにある展望台横には菖蒲とツツジが咲いていました。曲水のお水もきれいです。





そしてこれが噴水の水源、霞ヶ池の北岸に配された兼六園を代表する景観です。

パンフレットなどで見る兼六園の風景はここから撮っているんですね。

徽軫灯籠は足が二股になっていて、琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ているのでその名が付いたと言われています。

この灯籠は水面を照らすための雪見灯籠が変化したもので、高さは2.67m。

かたわらのモミジの古木、曲水に架かる虹橋と一体となって優れた風景を醸し出しています。






11枚の赤戸室石を使用し、雁が夕空に列をなして飛んでいく様をかたどった「雁行橋」(がんこうばし/かりがねばし)。

石の一枚一枚が亀の甲の形をしていることから「亀甲橋」とも言われ、

この橋を渡ると長生きするとされてきましたが・・・・・、

現在は石の磨耗が著しいため、通行できなくなっています。

長生きしたかったなぁ〜(泣)





13代藩主・斉泰(なりやす)が近江八景の一つ、琵琶湖畔の唐崎松から種子を取り寄せて育てた黒松、「唐崎松(からさきまつ)」。

雪の重みによる枝折れを防ぐため、冬にほどこされる雪吊りは兼六園ならではの風物詩ですが

このときは5月下旬。残念ながら雪吊りはありません。





小立野口付近にある築山、山崎山。

この山崎山はカエデ、トチノキなど落葉広葉樹林が多く植えられており、新緑がきれいです。

秋になると赤や黄に美しく色づくので「紅葉山」とも呼ばれます。





苔の緑が色鮮やかで、白っぽい木とあいまって、まるでファンタジーの世界です。





御腰掛があります。

春に行った京都でも思った事ですが、昔の人って、意外とアウトドア派なんですね〜



2. 成巽閣 〜 兼六園(その二) 〜 金沢21世紀美術館 へ続く













あっちもこっちも ホームへ戻る
  >  週末金沢 トップページ   1.出発 〜 兼六園(その一)



週末金沢
inserted by FC2 system